沙羅2位 5連勝ならず…/W杯女子第15戦

[ 2013年3月15日 23:50 ]

高梨沙羅の1回目

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は15日、ノルウェーのトロンヘイムで個人第15戦(HS105メートル、K点90メートル)を行い、既に個人総合優勝を決め、シーズン最多記録に並ぶ9勝目を狙った16歳の高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)は105メートル、100メートルの274・9点で5連勝はならず、2位だった。

 世界選手権覇者、サラ・ヘンドリクソン(米国)が101・5メートル、101メートルの283・0点で今季3勝目、通算12勝目を挙げた。

 1回目に伊藤有希(北海道・下川商高)は36位、平山友梨香(北翔大ク)は39位、茂野美咲(ライズ)は42位でいずれも上位30人による2回目に進めなかった。

 ▼高梨沙羅の話 きょうは悔いが残る。まだまだだなと思った。最後はW杯で初めてのラージヒルなので楽しみにしていた。しっかりいいジャンプをしたい。

 ▼茂野美咲の話 練習よりも飛び出しのタイミングが遅れてしまった。体調は難しい条件だけど、自分のメンタルと技術の問題。

 ▼平山友梨香の話 タイミングが遅れてしまった。疲れがないわけではないけど助走で対応ができなかった。

 ▼伊藤有希の話 苦手な台ではないけれどイメージ通りに飛ぶことができずに残念。タイミングが遅れて空中でも自分の課題が出た。(共同)

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