遠藤はSFに進み6位 上村は進出ならず/W杯モーグル

[ 2013年3月15日 23:44 ]

予選を3位で通過し、笑顔を見せる上村愛子

 フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)は15日、スウェーデンのオーレで行われ、モーグル第10戦で男子の遠藤尚(忍建設)は決勝を3位で通過し、上位6人によるスーパーファイナル(SF)で6位となった。アレクサンドル・ビロドー(カナダ)が今季2勝目、通算13勝目を挙げた。

 女子の上村愛子は決勝で10位に終わり、8位の伊藤みき(ともに北野建設)、13位の村田愛里咲(北翔大)とともにSF進出を逃した。ヘザー・マクフィー(米国)が今季3勝目、通算4勝目を挙げた。

 女子の星野純子(リステル)と岩本憧子(中京大)のほか、男子の四方元幾(愛知工大)、西伸幸、小林樹生、山口卓也(以上白馬ク)上野修(野沢温泉ク)吉川空(フリー)は予選落ちした。

 スキークロス予選は男子の河野健児(パートナーエージェント)が29位で上位32人による16日の決勝トーナメントに進んだが滝沢宏臣(日建総業)は43位で落選し、上位16人が突破する女子は梅原玲奈(クラブワン)が25位、福島のり子(ICI石井スポーツク)が28位に終わった。

 ▼遠藤尚の話 駄目でした。膝のせいにはしたくないが力が入らなかった。やれることはやってこの順位なので仕方ない。

 ▼上村愛子の話 もう1本いきたかった。いい順位を取りたいけど取れないのが続いている。残り2戦で表彰台という目標をかなえられれば。

 ▼伊藤みきの話 ここまでいい流れできて、もう少し戦えるかと思ったが、甘くはなかった。また自分のスキーをして戦っていきたい。

 ▼村田愛里咲の話 スピードを抑えようとしたが、逆に出すぎてしまった。勢いに乗りすぎて第2エアも飛びすぎてしまった。(共同)

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2013年3月15日のニュース