田辺監督代行の昇格提案&強化部長に増地千代里氏

[ 2013年3月15日 06:00 ]

 全柔連の斉藤仁強化委員長は14日、女子日本代表の新監督として田辺勝監督代行(40)の昇格を、18日の理事会に提案する意向を明らかにした。専門委員長会議の後、「田辺代行は2月の欧州遠征にも行った。(適任かを)理事会で検証してもらう」と話した。田辺監督代行は暴力行為などに関与していないにもかかわらず、連帯責任で戒告処分を受けた。不服として辞意を固めたが、処分が撤回される見込みとなり翻意していた。

 また、全柔連が女子強化部長のポストを新設し、バルセロナ五輪56キロ級銅メダリストで筑波大女子コーチの増地千代里氏(42=旧姓立野)を起用することが分かった。強化委員会の副委員長も兼ねるという。

 さらに女子代表指導陣に、五輪2連覇の谷本歩実氏(31)が特別コーチとして加わる見込み。アテネ五輪覇者の塚田真希氏(31)は特別コーチから正式なコーチとなる。昨年のロンドン五輪銀メダリスト、杉本美香氏(28)もコーチの候補に挙がっている。

続きを表示

2013年3月15日のニュース