沙羅“3冠”へ順調仕上がり…前日練習で101メートル

[ 2013年2月22日 06:00 ]

前日練習で調整する高梨沙羅

 ノルディックスキーの世界選手権は21日にイタリア・バルディフィエメで2日目を行い、本格的に競技が始まった。

 ジャンプ女子(HS106メートル、K点95メートル)に出場する高梨沙羅(16=グレースマウンテン・インターナショナル)が前日練習。1本目から101メートルの大ジャンプを披露し、2本目も92・5メートルをマークして順調な仕上がりを見せた。

 前回の09年大会では6位に終わったが、いまや押しも押されもせぬトップ選手に成長。先週のW杯スロベニア大会での2連勝で今季のW杯勝利数は8勝に到達。まだ2試合を残して日本勢で初のジャンプW杯総合優勝を決めている。今大会では先月の世界ジュニアを含めたシーズン個人タイトル“3冠”達成にも期待が懸かる。

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2013年2月22日のニュース