琴奨菊&把瑠都 昭和以降初めて2大関同日から休場

[ 2012年9月13日 06:00 ]

) 大関の琴奨菊と把瑠都が秋場所4日目の12日から休場した。相撲協会広報部によると、大関2人が同じ日から途中休場するのは昭和以降で初。

 琴奨菊は3日目の豊真将戦で負傷し「左膝内側側副じん帯損傷で全治1週間の見込み」と診断された。再出場については医師と相談して決めるが、師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)は「ダメであれば無理して出場させてもしょうがない」と全休を示唆した。

 また、把瑠都は「右母趾基節骨剥離骨折で1カ月間の加療を要する」との診断書を提出。6度目の休場となる把瑠都はこの日、治療のため、相撲協会の診療所を訪れ「全然治っていないので踏ん張れない」と話した。大関対決が減り、日馬富士の綱獲りにも水を差す格好に、取組を編成する審判部の鏡山部長(元関脇・多賀竜)は「後半(の編成)が大変になる。これ以上休むのは勘弁してくれ」と話した。

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2012年9月13日のニュース