内柴被告 ムキムキボディー変わらず…法廷で涙ぐむ場面も

[ 2012年9月13日 09:16 ]

準強姦に問われた初公判で無罪を主張した内柴被告

 指導していた大学の女子柔道部員=当時(18)=に遠征先で性的暴行をしたとして、準強姦(ごうかん)罪に問われたアテネ、北京両五輪の柔道金メダリスト内柴正人被告(34)の初公判が12日、東京地裁(鬼沢友直裁判長)で開かれた。

 内柴被告は白いポロシャツにベージュのズボン姿で出廷。筋肉ははち切れんばかりに盛り上がっていたが、逮捕前よりふっくらした印象だ。

 被告は「性的関係を持ったことは事実。ただ酔って寝ていたのではなく間違いなく起きていた。合意の上での行為です」などと無罪を主張。閉廷直前には、張り詰めた感情が抑えきれなくなったのか、急に涙ぐみ目頭を押さえた。赤く充血した目を何度もこすり、顔を小さくゆがめた。

 閉廷後に弁護団を通じ「僕は、被害者とされる女性に準強姦をしたことは、絶対にありません。勝っても非難する人はいる。全てを失っても信じて待っていてくれる人はいる。その人たちのために、僕たちの名誉のために、この裁判を最後まで闘い抜きたいと思います。名誉のため、最後まで闘い抜きたい」とコメントした。

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2012年9月13日のニュース