内柴被告 保釈請求すべて却下、接見も認められず…

[ 2012年9月13日 06:00 ]

五輪柔道金メダリスト初公判

(9月12日 東京地裁)
 内柴被告は10年4月から九州看護福祉大でコーチとなり、現役引退後の11年1月には客員教授に就任したが、同11月に懲戒解雇された。

 同12月6日、警視庁が準強姦容疑で逮捕。逮捕以後は、保釈請求がすべて却下され、接見も認められなかったため、弁護士以外には誰とも会えない生活が続いた。逮捕以降初めて公に姿を見せた被告は「この生活に耐えたのも、公判で真実が明らかになると考えたから。どうか公平な目で裁いてほしい」と訴えた。

 ≪全柔連は静観≫昨年12月27日の起訴を受け、同日付で指導者および競技者としての資格停止の仮処分をした全日本柔道連盟は裁判を静観する構え。上村春樹会長は「今後の裁判の推移を見守り、結論が出た際は粛々と対処していきたい」と話した。

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2012年9月13日のニュース