宮里藍「いいスタート」４バーディー３ボギーで７１

第１ラウンド、12番でティーショットを放つ宮里藍

　女子ゴルフのメジャー最終戦、全英リコー女子オープンは１３日、英国ホイレークのロイヤル・リバプールＧＣ（６６６０ヤード、パー７２）で第１ラウンドを行い、メジャー初優勝を狙う宮里藍は４バーディー、３ボギー、宮里美香は６バーディー、５ボギーでともに７１だった。

　一ノ瀬優希は、３連覇を狙うヤニ・ツェン（台湾）、１５歳のアマチュアのリディア・コ（ニュージーランド）とともに７２にまとめた。大江香織は７４、原江里菜は７５で、上田桃子は８０と出遅れた。

　競技を終えた中では、７０のカン・ヘジ（韓国）がトップ。

　▼宮里藍の話　いいスタートだったと思う。バーディーを取ることはほとんど考えていなかった。チャンスが来たときに取ろうと思っていた。コースマネジメントをしっかりできた手応えがある。ミスを最小限に抑えて、パーを重ねていきたい。

　▼上田桃子の話　なかなか思うようなショットが打てず、ほとんどチャンスにつけられなかった。グリーンも読めていなかった。精神的には落ち着いてプレーできていた。今更なにもできないけれど、最後まで何があるかわからないのでできることをしたい。

　▼大江香織の話　まあまあかな。グリーンがすごく速くて、全然タッチが合わなかった。ここのコースは風が強く（球を）打ちたい場所に打てない場合もある。自分で頑張ってもどうにかなるものではないので、逆に開き直れた。

　▼一ノ瀬優希の話　目標がパープレーだったので、達成できてうれしい。長いパーパットが入って、ラッキーが２回くらいあった。初日としては満足。よく我慢できたと思う。（共同）