ゲイ　ボルトを警戒「今でもナンバーワン」

　陸上のダイヤモンドリーグ第８戦、ロンドン・グランプリの前日会見が１２日、ロンドンで行われ、男子１００メートルのタイソン・ゲイ（米国）はロンドン五輪に向け、ジャマイカ選手権で敗れた世界記録保持者のウサイン・ボルトを「今でもナンバーワン」と警戒し、その上で「金メダル以外は考えていない」と自信を示した。

　男子１１０メートル障害の劉翔（中国）は２００８年北京五輪を棄権し「教訓を学んだ。モチベーションにしてきた」と話し、０４年アテネ五輪以来の金メダルに意欲を見せた。

　ロンドン・グランプリは１３、１４日に行われ、男子１００メートルにアサファ・パウエル（ジャマイカ）らがエントリー。ボルトは出場しない。（共同）