改築検討の国立競技場 デザイン公募、近く発表

[ 2012年7月13日 20:15 ]

 改築を検討している国立競技場の将来構想を話し合う第2回の有識者会議が13日、東京都港区の明治記念館で行われ、新競技場のデザインを8万人収容や開閉式の屋根付きなどを条件にして公募することを決めた。海外からも広く募る予定で、募集要項などを近く発表する。

 有識者会議は新しい競技場の要件として、大規模なスポーツの国際大会の開催が実現できることを挙げ、隣接する明治公園や日本青年館の敷地も加えて、サブトラックを新設するべきだとした。震災など災害時の避難・救援に対応できる施設にすることも提言に加えた。

 国立競技場は東京都が招致を目指す2020年夏季五輪の開閉会式の会場になる計画で、来年1月が締め切りの立候補ファイルにも新競技場の特徴などが盛り込まれる。

続きを表示

2012年7月13日のニュース