先輩の貫禄 琴欧洲が史上初ブルガリア対決制した

[ 2012年7月13日 06:00 ]

琴欧州(左)が寄り倒しで碧山を下す

大相撲名古屋場所5日目

(7月12日 愛知県体育館)
 史上初のブルガリア出身力士対決は先輩の琴欧洲が貫禄勝ちした。

 自身の紹介で入門した3歳年下の碧山をがっちりと受け止め、最後は寄り倒し。日本語の教材を贈ったり、巡業でも常に胸を出すなど気に掛けてきた存在だけに「上がってくるのはうれしいけど対戦は嫌。でも土俵に上がったら関係ない」と感慨深そうに振り返った。一方の碧山は「この日が来たのはうれしい。来場所も大関と取れるように頑張る」と飛躍を誓った。

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2012年7月13日のニュース