田中3きょうだいが五輪へ 理恵&和仁1位 佑典も基準クリア

[ 2012年5月5日 18:47 ]

体操のロンドン五輪代表に決まり笑顔でVサインする、男子で弟の佑典(左)と兄の和仁(右)、女子の理恵の田中3きょうだい

 体操のロンドン五輪代表最終選考会を兼ねたNHK杯最終日は5日、東京・国立代々木競技場で個人総合2回目を行い、女子で24歳の田中理恵(日体大研究員)が合計224・150点で1位、男子で26歳の田中和仁(徳洲会)が271・100点で1位、22歳の佑典(コナミ)が鉄棒で選考基準を満たし、体操で日本初の3きょうだいでの五輪代表に決まった。

 男子は18歳の加藤凌平(順大)と23歳の山室光史(コナミ)も初の代表入りを果たし、内村航平(コナミ)と合わせたメンバー5人が決まった。2004年アテネ五輪団体総合金メダルの水鳥寿思(徳洲会)は14位。

 女子は2位の美濃部ゆう(朝日生命)3位の16歳、寺本明日香(レジックスポーツ)4位の鶴見虹子(日体大)5位の新竹優子(羽衣国際大)も代表入りし、寺本は初、美濃部と鶴見と新竹は2大会連続となった。16歳の笹田夏実(東京・帝京高)は6位、3大会連続の代表を狙った大島杏子(朝日生命)は12位で五輪出場を逃した。

 2回目のみで争われたNHK杯は男子で内村が93・300点で4連覇、女子で田中が55・650点で初優勝を果たした。

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