１８歳コンビ、野々村＆加藤　代表入りへ闘志

２位に浮上した野々村

体操ＮＨＫ杯第１日

（5月4日 東京・国立代々木競技場）
　順大１年の１８歳コンビも五輪を狙える位置につけた。

　野々村は全日本の持ち点と合わせて２位に浮上し田中和とわずか０・６５０点差。個人総合枠での代表入りを狙っており、「何が起こるか分からないし、精いっぱいやりたい」と力を込める。大会前に風邪をひいた加藤は床運動で全日本初日に続いて２度目のトップを獲り、５日の同種目で沖口に負けなければ、代表入りが決まる。

　▽男子の代表選考　枠は５で内村が決定。全日本の２日間の合計の半分とＮＨＫ杯２日間の合計を合算した上位１１人が選考対象。各種目に１位３点、２位１点の種目ポイントを設定。１１人の中から（１）床運動または鉄棒で２度以上トップの２人（２）個人総合の最上位者（３）種目ポイントの最上位者、の順で選ばれる。