理恵 首位独走!2位に6・450点差つけ五輪“当確”

[ 2012年5月5日 06:00 ]

床運動で華麗な演技を見せる田中理恵

体操NHK杯第1日

(5月4日 東京・国立代々木競技場)
 史上初の3きょうだい同時五輪出場へ、田中理恵がまずは“当確マーク”をともした。全日本選手権1位に続き、この日も2位以下を突き放し、合計得点では6・450点の大差をつけてトップ。「凄い緊張感で早く(五輪選考が)終わらないかな、と思う」と笑いながら「最後の最後まで何が起きるか分からない」と気持ちを引き締めた。

 一方、男子は兄の和仁がトップを死守。「久しぶりに6種目でミスなくできたのは良かった」と胸をなで下ろしたが、「ここまでミスがなくても(2位と)点差が開いてないし、最終日も守らず攻めたい」ときっぱり。弟・佑典は全日本選手権で痛めた左足首の影響か、やや演技にさえを欠いたが鉄棒は種目別でトップとなる15・800点を叩き出し「3人で行けるように最後まで頑張る」と気合を込めていた。

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2012年5月5日のニュース