ジェームズ３試合で計８３得点！ヒート３連勝　

＜ニックス・ヒート＞シャレド・ジェフリーズ（左）のブロックをかいくぐりシュートを放つヒートのレブロン・ジェームズ

　ＮＢＡプレーオフ１回戦で東地区２位のヒートは敵地ニューヨークで７位ニックスを８７―７０で下して３戦全勝。レブロン・ジェームズ（２７）が３２得点中１７得点を勝負どころの第４Ｑに集中させて勝利に貢献した。ニックスは歴代ワーストのプレーオフ１３連敗。西地区では２位のサンダーが同７位で昨季の覇者マーベリクスを敵地ダラスで退け、こちらも３戦全勝となった。

　ヒートの反則は退場まであと１つと迫る５回。ターンオーバーも８回を数えた。しかし第４Ｑ開始早々から連続８得点。「最後でチームに貢献すればいい。そのことだけを考えたし、結果もついてきた」と、ジェームズは土壇場で存在感を示した。ニックスとの３試合で計８３得点。スポールストラ監督は「ミスは多くても、彼は冷静にプレーできる」と絶大な信頼を寄せており、スイープ（４連勝）による１回戦突破も見えてきた。

　≪従来のプレーオフ連敗記録は１２≫従来のプレーオフ最長連敗はグリズリーズ（０４～０６年）とニックスが記録していた１２。ニ軍は０１年４月２９日のラプターズ戦に勝って以来、白星から遠ざかっている。