植松&水鳥 最終日の鉄棒に命運懸ける

[ 2012年5月5日 06:00 ]

植松は粘りの演技で14位から10位に浮上

体操NHK杯第1日

(5月4日 東京・国立代々木競技場)
 ともに復活を目指す10年世界選手権代表の植松と04年アテネ五輪代表の水鳥は、最終日の鉄棒にすべてを懸けることになった。

 昨年4月の右膝前十字じん帯断裂から再起した植松は「完全じゃない。全種目合計で(Dスコアが)1点ちょっと下がった」状態ながら、粘りの演技で14位から10位に浮上。「完璧を目指してやる」と話した。得意の鉄棒で落下した水鳥は19位と厳しい状況だが「諦めない」。ともに個人総合11位以内と鉄棒の種目別1位が代表入りの最低条件となる。

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