磯川　五輪代表に決定　フリー９６キロ級で決勝進出

　レスリングのロンドン五輪世界最終予選第１日は４日、ヘルシンキで開幕し、男子フリースタイルで９６キロ級の磯川孝生（徳山大職）が１回戦でナミビア選手、２回戦で英国選手、準々決勝でドイツ選手に勝利。準決勝も勝って、決勝進出を決めた。

　今大会では決勝に進出した上位２人に五輪出場枠を与えられるため、磯川は日本協会の選考基準で五輪代表に決定した。８４キロ級の門間順輝（秋田市消防本部）は１回戦でカナダ選手に敗れ、日本からこの階級での五輪出場の可能性は消えた。世界最終予選は６日まで行われ、日本からは男子グレコローマンスタイル３階級にも出場する。