宮崎 通算500得点も…ハンド男子24年ぶり五輪逃す

[ 2012年4月9日 06:00 ]

アイスランドに敗れ、ロンドン五輪出場を逃し、落胆する宮崎(7)

ハンドボール男子ロンドン五輪世界最終予選第2日

(4月7日 クロアチア)
 3組の日本は北京五輪2位のアイスランドに30―41で敗れて2連敗となり、24年ぶりの五輪出場を逃した。2連勝したアイスランドとクロアチアが出場権を獲得した。日本はパスやシュートのミスが目立ち、前半で11―20とリードを許し、後半も相手の多彩な攻撃を止められなかった。世界最終予選は12カ国が3組に分かれて各地でリーグ戦を行い、各組上位2チームが五輪出場権を得る。日本は8日にチリと対戦する。

 6点を挙げた宮崎大輔が男子日本代表で3人目の500得点を達成し、通算を505に伸ばした。だが、五輪出場を果たせなかっただけに「残念」とうつむいた。歴代1位は代表監督も務めた蒲生晴明氏の544点。最多記録更新も視界に入る宮崎は、今後の代表活動について「本当に自分が世界と戦える一人なのか見つめ直したい」と話した。

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2012年4月9日のニュース