危機感漂う相撲協会「赤字はボディーブローのように効いてくる」

[ 2012年2月23日 10:20 ]

 日本相撲協会は22日、東京・両国国技館で理事会、評議員会を開き、平成23年度の収支決算を承認。約48億8000万円と過去最大級の赤字となった。

 人気絶頂だった1997年には年間102億円の本場所収入があった。その後は人気低下とともに、収益は悪化。平成20年度の約21億円から23年度まで4年連続で赤字となり、総額は約93億円にも及ぶ。

 事務方の京極善和主事は「赤字はボディーブローのように効いてくる。協会には(正味財産が)375億円しかなく、早くマイナス(収支)を止めないといけない」と危機感を口にした。

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2012年2月23日のニュース