丹羽が卓球アジア予選へ 五輪団体に必要な資格狙う

[ 2012年2月23日 18:21 ]

 日本卓球協会は23日、ロンドン五輪のアジア予選(4月19~22日・香港)に男子の17歳、丹羽孝希(青森山田高)を派遣すると発表した。男子のロンドン五輪シングルス代表2人は水谷隼(明大)と岸川聖也(スヴェンソン)に決まっているが、丹羽は五輪の団体で3人のチームを編成するために不可欠な出場資格獲得を同予選で狙う。

 左利きの丹羽は昨年の世界ジュニア選手権シングルスで優勝するなど、この1年で力をつけ、最新世界ランキングで23位。宮崎義仁・男子代表監督は「世界ランキングも日本勢で(水谷、岸川に次いで)3番目に高いし、勝負強さもある。団体戦で鍵となるダブルスも(右利きの)岸川とのペアなら合う」と説明した。

 ▼丹羽孝希の話 五輪を一番の目標にしていたのでうれしい。3月(25日開幕)の世界選手権団体戦でも好結果を出して、予選にはいい状態で臨みたい。

続きを表示

2012年2月23日のニュース