春場所で対戦も?田子ノ浦8力士 2部屋に分かれ転籍

[ 2012年2月23日 06:00 ]

 日本相撲協会は22日、元幕内・久島海の田子ノ浦親方(本名・久嶋啓太、享年46)が13日に急死したことを受け、田子ノ浦部屋の所属力士8人が出羽海部屋と春日野部屋に分かれて転籍すると発表した。

 幕内・碧山、幕下・碧天ら3人が春日野部屋、幕下・海龍ら5人が出羽海部屋所属となる。力士本人の意思を尊重しての決定だが、部屋の消滅に伴う力士の転籍が2部屋に分かれるのは戦後初。春場所で当該力士同士が対戦する可能性もあり、危機管理部長の八角理事(元横綱・北勝海)は「監察委員会と連携し、力士同士の情が移らないかなどチェックしたい」と話した。

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2012年2月23日のニュース