引退からカムバックの寺内 5度目の五輪絶望的「厳しい戦いですね」

[ 2012年2月23日 09:17 ]

 ロンドン五輪の出場枠を懸けた飛び込みのワールドカップ(W杯)第3日は22日、五輪会場の水泳センターで行われ、北京五輪後に一度引退して復帰した31歳の寺内健(ミキハウス)は男子板飛び込み決勝で448・50点の11位に終わり、五輪5大会連続出場は絶望的となった。

 「厳しい戦いですね」と寺内。それでも精いっぱいやったという思いはある。「そこ(派遣基準)に到達できなかった自分がいるのは確かだが、選手だからこそこの悔しさも味わえるし、日々頑張って来られた。選手に戻って良かったと思う」と話した。

 坂井丞(日体大)は491・05点で7位と健闘したが、五輪出場は厳しくなった。2人とも日本の五輪出場枠を獲得したが、日本水連が大会前に示した独自の派遣基準をクリアできなかった。五輪代表は今回の成績を基に常務理事会で決める。

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2012年2月23日のニュース