高梨沙羅、日本女子で世界ジュニア選手権初V

[ 2012年2月23日 22:00 ]

 ノルディックスキーの世界ジュニア選手権は23日、トルコのエルズルムで行われ、ジャンプ女子(HS109メートル、K点95メートル)で15歳の高梨沙羅(北海道・上川中)は1回目で最長不倒の108・5メートル、2回目に107・5メートルを飛び、276・5点で日本女子で初めて優勝を果たした。

 昨年3位で女子の日本勢で初めて表彰台に立った17歳の伊藤有希(北海道・下川商高)は240・5点で7位だった。15歳の山田優梨菜(長野・小谷中)は11位、田中温子(北翔大短大)は15位。

 ワールドカップ(W杯)で6勝を挙げている17歳のサラ・ヘンドリクソン(米国)は2位で、1回目に105メートル、2回目に100・5メートルを飛び、265・0点だった。

 ▼高梨沙羅の話 試合では何が起こるか分からないから、自分のジャンプに集中しなくてはいけない。ベストを尽くそうと努め、それが良い結果につながった。エルズルムのジャンプ台は初めて飛んだが、すごく気に入った。大会の雰囲気も素晴らしかった。(共同)

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2012年2月23日のニュース