真央 最終調整でまずまずの仕上がり

[ 2011年12月22日 20:10 ]

全日本選手権を前に調整する浅田真央

 フィギュアスケートの全日本選手権は23日、世界選手権(来年3月・ニース=フランス)の代表選考会を兼ねて大阪なみはやドームで開幕する。22日は会場で練習があり、女子は9日に母親が死去する不幸があった浅田真央(中京大)が村上佳菜子(愛知・中京大中京高)らとともに最後の調整に入った。

 浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で着氷が乱れたが、まずまずの仕上がり。初優勝を狙う鈴木明子(邦和スポーツランド)は2連続3回転ジャンプなどを確認した。

 男子はグランプリ(GP)ファイナル2位の高橋大輔(関大大学院)や17歳の羽生結弦(宮城・東北高)、2連覇を狙う小塚崇彦(トヨタ自動車)が同じ組で調整。課題の4回転ジャンプで着氷が乱れた高橋は「感じは悪くない。あとは気持ちだけ」と話し、4回転を決めた羽生は「世界選手権の切符を取るため、表彰台に上がりたい」と意気込んだ。

 男子は23日、女子は24日にショートプログラム(SP)を実施する。

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2011年12月22日のニュース