レスリング元代表選手に盗撮疑惑…協会が処分の可能性も

[ 2011年12月22日 06:00 ]

 日本レスリング協会は21日、全日本選手権の会場となった代々木第2体育館で会見を開き、今年9月の世界選手権に出場した警視庁所属の元選手が、盗撮で罰金の略式命令を受けた可能性があると発表した。

 元選手は今大会に出場しておらず、日本協会は「世界選手権で世界との差を実感し、競技を続ける気力がなくなったため引退した」と関係者から報告を受けていたという。

 会見した日本協会の高田裕司専務理事は「警視庁に確認したところ(処分を受けた人物と元選手が同一人物か)ノーコメントという答えだった」とした上で、「もし、本人だったら、(日本協会が)所属先も含めて何らかの処分を下す必要があると思う」と今後も事実関係の確認を急ぐとした。なお、元選手の巡査は、すでに退職している。

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2011年12月22日のニュース