小原、米満が初五輪代表 フリー55キロ級は湯元進V4

[ 2011年12月22日 19:25 ]

 レスリングのロンドン五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権第2日は22日、東京・代々木第二体育館で7階級を行い、女子48キロ級で30歳の小原日登美(自衛隊)が2連覇、男子フリースタイル66キロ級で25歳の米満達弘(自衛隊)が2年連続3度目の優勝を果たし、ともに初の五輪代表に決まった。レスリングでロンドン五輪代表決定は初。

 9月の世界選手権で小原は2連覇し、米満は銀メダルを獲得しており、日本協会の選考基準を満たした。

 日本が五輪出場枠を獲得できていない男子フリー55キロ級は湯元進一(自衛隊)が4連覇。男子グレコローマンスタイルで74キロ級の鶴巻宰(自衛隊)が4度目、96キロ級の斎川哲克(両毛ヤクルト販売)が3度目、120キロ級の新庄寛和(自衛隊)が5度目の日本一。

 非五輪階級の女子51キロ級は宮原優(東京・安部学院高)が初優勝した。同48キロ級で五輪出場を目指し、現役復帰した37歳の山本美憂(白寿生科学研究所)は2回戦で敗れた。

続きを表示

2011年12月22日のニュース