20年五輪招致本格スタート 東京など6都市がセミナー

[ 2011年11月3日 19:03 ]

 東京など6都市が立候補した2020年夏季五輪招致で、国際オリンピック委員会(IOC)が今後の手続きを説明する招致都市セミナーが3日、スイス・ローザンヌのIOC本部で始まった。6都市がそろう公式行事は初めてで、招致レースが本格的にスタートした。

 理念や競技、会場配置、警備など計画を立てる上での必要事項を項目ごとに説明する2日間を、IOCのフェリ五輪統括部長は「手続きのスタートとなる重要なセミナー」と位置付けた。東京招致委員会の水野正人事務総長は「日本では東日本大震災があったが、世界は地震や洪水、経済問題を含めて困難に直面している。その中で五輪で元気を出そうという気持ち」と意気込んだ。

 東京のほかローマ、マドリード、イスタンブール(トルコ)バクー(アゼルバイジャン)ドーハ(カタール)の各都市が出席した。

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2011年11月3日のニュース