村上 笑顔で調整「自分らしさを出せるようにしたい」

[ 2011年11月3日 17:00 ]

GP中国杯の公式練習でジャンプする村上佳菜子

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯は4日、上海で開幕する。3日は会場のリンクで公式練習が行われ、今季のGP初戦となる女子の16歳、村上佳菜子(愛知・中京大中京高)らが調整した。

 シニアにデビューした昨季、GPファイナルで3位に入るなど躍進した村上は、ジャンプを入念に確認した。「去年よりリラックスしている。楽しんで、自分らしさを出せるようにしたい」と笑顔を見せた。

 男子の16歳、羽生結弦(宮城・東北高)や、織田信成(関大大学院)も氷の感触を確かめた。男女とも4日にショートプログラム(SP)、5日にフリーを行う。

 ▽村上佳菜子の話 靴が合わなくて大変だったが、練習はたくさんしてきた。GPファイナルのことはあまり気にせず、楽しもうと思ってここに来た。

 ▽織田信成の話 (けがした左膝の状態は)4回転ジャンプでは痛むが、だいぶ安定してきたし、できることも増えてきた。今回は4回転は跳ばない。クリーンに滑ることが第一関門。

 ▽羽生結弦の話 体調は問題なく、絶好調に近い。今季はGPファイナルに行きたい気持ちが強い。練習してきたことをしっかり発揮したい。(共同)

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2011年11月3日のニュース