日清食品 佐藤悠を1区に起用する先行策が的中

[ 2011年11月3日 18:33 ]

東日本実業団対抗駅伝

(11月3日 さいたま市~熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
 日清食品グループはエース佐藤悠を1区に起用する「先行策」が当たった。故障者が続出する中、2年ぶりに覇権を奪回。白水監督は「最初から主導権を握る勝負に出た」と、作戦的中にほっとした様子だった。

 区間新で独走した佐藤悠は「後続をどれだけ離せるか、自分のペースで走った。後半も大崩れしなかった」と満足げだ。誤算は3区のゲディオンが不調で2位に後退した場面ぐらい。だが、東日本大震災で休部中の東京電力から移籍した5区の若松が「結果を出したかった」とトップを奪い返し、その後は危なげなく逃げ切った。

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2011年11月3日のニュース