美余、視線の先にソチ五輪…中部電力が練習を公開

公開練習でチームメートが投げたストーンに視線を送る中部電力の市川

　カーリングのパシフィック選手権（１８～２６日、中国・南京）に女子日本代表として出場する中部電力が２日、長野・軽井沢で氷上練習を公開した。

　パシフィック選手権は上位２チームが、１４年ソチ五輪の出場権に大きな影響を与える世界選手権（来年３月、カナダ）の出場権を獲得する。初の日本代表としての重責に、スキップの藤沢五月（２０）は「緊張はするけど目標は五輪なので、乗り越えなければいけないカベだと思う」ときっぱり。

　主将の市川美余（２２）は「（先月遠征していた）カナダでフォームが乱れていたので体幹を意識している。今は１日３部練習で体力面もアップしてきた」と手応えを口にした。