北島 トップの2分8秒81で決勝へ

[ 2011年7月28日 20:44 ]

男子200メートル平泳ぎ準決勝 2分8秒81の1位で決勝進出を決めた北島康介

 水泳の世界選手権第13日は28日、上海で行われ、男子200メートル平泳ぎ準決勝の北島康介(日本コカ・コーラ)はトップの2分8秒81で29日の決勝に進んだが、冨田尚弥(中京大)は敗退した。

 25日の男子100メートル平泳ぎでまさかの4位に終わり「弱いっすね」とつぶやいた北島が、200メートルで見事に立て直した。予選を6番手で、準決勝はトップで通過。五輪王者は「自分でもよくここまで戻してこれた。びっくりする泳ぎ」とほっとした様子だった。

 100メートルは決勝で予選、準決勝よりもタイムが悪かっただけに、同じ失敗を繰り返せない。正念場に立たされた28歳が真価を問われるレースを迎える。

 ▼北島康介の話 ようやく自分らしい、まとまった泳ぎができた。足が掛かるようになった。平井コーチのおかげ。100メートルの時の力みがうまく抜けて泳ぎ切れた。(共同)

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2011年7月28日のニュース