日本女子アマ 25日決勝は比嘉VSイケダ

[ 2011年6月25日 06:00 ]

 ゴルフの日本女子アマチュア選手権第4日は24日、兵庫県の宝塚GCでマッチプレー(18ホール)による準々決勝と準決勝を行い、比嘉真美子(17=沖縄・本部高)とストロークプレー首位のチヒロ・イケダ(20=フィリピン)が決勝進出。準決勝では比嘉が堀奈津佳(18=徳島C)を5アンド3で下し、イケダは福岡・沖学園高の佐伯珠音(15=ミッションバレー)に3アンド2で勝った。25日は決勝が36ホール、3位決定戦は18ホールで争う。

 <比嘉、納得の圧勝>準決勝の15番パー3で比嘉がピン左15メートルにつけると、堀が16メートルから3パット。残り1メートルを沈めた比嘉が5アンド3の大差をつけて決勝進出を決めた。「きょうはパットがよく入ってくれた。ショットも良かったですね」と満面の笑み。これまでは2度のベスト16が最高で、09年は綾田紘子、10年は酒井美紀(ともに現プロ)に2回戦で敗れた。「あと36ホール全力を出し切りたい」と初優勝へ意欲をのぞかせた。

 <イケダ、3人目の快挙なるか>ストロークプレーを首位通過したイケダが順当に決勝進出を決めた。「ゴルフの調子はずっといい」と言うように、準決勝は10番で3アップとすると、リードを守ったまま逃げ切った。予選のメダリストでマッチプレーも制したのは03年の宮里藍と09年の藤本麻子の2人だけ。「比嘉さんとは予選も一緒で30ヤードほどオーバードライブされたけど、頑張ってみる」と3人目の快挙にトライする。

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2011年6月25日のニュース