日本選手権6日開幕 帝京大、学生初の3ケタ得点へ

[ 2011年2月6日 06:00 ]

タマリバクラブ戦で大量トライを宣言する帝京大WTB伊藤

 ラグビー日本選手権は6日に開幕し、1回戦4試合が行われる。クラブ王者タマリバと対戦する大学選手権2連覇の帝京大は学生勢初の100得点奪取を目指す。

 帝京大は昨年もクラブ王者六甲に76―7と圧勝。8戦ぶり先発の快足WTB伊藤(3年)は「3ケタ?高い目標を設定して達成したい」と意欲満々だ。フランカー吉田光主将も「最近3週間で攻撃のオプションを増やした。伊藤にどんどんボールを回す」。神戸製鋼(94年度102―14大東大、98年度108―0明大)とトヨタ自動車(98年度101―7早大)に続く3チーム目の大台を狙う。

 ≪早大「箕内刺し」厳命≫早大は元日本代表主将のNTTドコモNo・8箕内を倒し、学生勢初のトップチャレンジ王者撃破を目指す。かつて在籍したNECでは箕内の後輩に当たる辻監督はメンバーに「本気で勝ちにいく。みんな箕内に刺され」とゲキを飛ばし、猛タックルで宣戦布告。対面のNo・8有田主将は「箕内さんは凄い人ですが、一歩も引かずにタックルしたい」と闘志を燃やした。

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2011年2月6日のニュース