福士加代子 4度目Vも納得いかず 監督は「今日は負け」

[ 2011年2月6日 15:06 ]

 香川・丸亀国際ハーフマラソンは6日、香川県立丸亀競技場発着の男女同時スタートで行われ、女子は2006年大会で現在の日本記録をマークした福士加代子(ワコール)が1時間9分0秒で4大会ぶり3度目の優勝を果たした。

 小原怜(天満屋)が1時間10分50秒で3位に入った。男子はサムエル・ドゥング(愛知製鋼)が1時間0分55秒で制し、宇賀地強(コニカミノルタ)が3秒差の2位。大会記録を持つメクボ・モグス(アイデム)は終盤失速して3位だった。

 福士は前半抜け出し、独走でレースを制したが「タイムが駄目だった」と納得のいかない表情だった。

 前日に「前回の印象があまりにも悪いので、クリーニングする走りをしたい」と話し、4年前の大会でこびり付いた記憶の払拭に意気込んだ。だが「3キロくらいで出来上がってしまった。体が重かった」と本来の力は出せなかった。

 所属するワコールの永山監督は「福士の中の自分と戦って今日は負けた」と淡々と振り返った。

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2011年2月6日のニュース