日本人トップは3位の前田「ちょっと残念 先頭集団についていかないと…」

[ 2011年2月6日 14:16 ]

日本人トップの3位でゴールする前田和浩

 今夏の世界選手権(大邱=韓国)男子代表選考会を兼ねた別府大分毎日マラソンは6日、大分市高崎山うみたまご前をスタートして大分市営陸上競技場にゴールするコースで行われ、37歳のアハメド・バダイ(モロッコ)が2時間10分14秒で初優勝した。

 2009年世界選手権マラソン代表の前田和浩(九電工)が自己ベストを更新する2時間10分29秒で日本人トップの3位となった。前田は「2時間9分台、8分台を目標にしていたのでちょっと残念。先頭集団にしっかりついてレースをしなければ」と課題を口にした。
 前日本記録保持者の藤田敦史(富士通)は5位、油谷繁(中国電力)は13位だった。今大会は日本勢最上位が代表に決まる対象レースではない。
 バダイは25キロすぎで2位のダニエル・ジェンガ(ヤクルト)と抜け出して日本勢を引き離し、終盤の一騎打ちを制した。
 30年ぶりに門戸が開かれた女子は、望月千幸(キヤノンアスリートクラブ九州)が2時間39分57秒で勝った。(スタート時曇り、気温10・0度、湿度62%、北北東の風0・6メートル)

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