弟子への暴行問題 芝田山親方、起訴猶予に

[ 2011年1月26日 06:00 ]

 モンゴル出身の元十両・大勇武(27)=本名・ダワードルジ・オンドラハ=を殴ってケガをさせたとして傷害容疑で書類送検された芝田山親方(元横綱・大乃国)について、東京地検が起訴猶予処分としていたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。悪質性が低いと判断したとみられる。処分は19日付。

 送検容疑は昨年6月4日、東京都杉並区の芝田山部屋で、当時弟子だった元大勇武を素手やスリッパで殴り、軽傷を負わせた疑い。元大勇武は「暴力を受けるなどして引退を強要された」として、芝田山親方と日本相撲協会に計約7000万円の損害賠償を求め、東京地裁で係争中。

続きを表示

2011年1月26日のニュース