入江“納得”2位に大差で余裕の2連覇

[ 2010年11月16日 06:00 ]

連覇を果たし、ガッツポーズの入江

 【広州アジア大会】競泳の男子200メートル背泳ぎで、入江は1分55秒45で、2位に2秒以上の大差をつけて余裕の2連覇となった。

 自己ベストから3秒近く遅いが「全体的にはまとめられた」と納得の表情。今季は右足首の故障、持病のぜんそくなどで十分な練習ができない苦しいシーズンだった。それでも最低限の結果を残し「来年はこれ以上のタイムが出せると、自信を持って臨みたい」と前を向いた。

 ≪15連覇ならず…≫競泳の男子800メートルリレーで負けなしの14連覇中だった日本は、中国に2秒以上の大差をつけられて2位に終わった。昨年の世界選手権で4位になり、ロンドン五輪でメダルを狙う種目での完敗に、最終泳者の松田は「完全に力負け。自由形の強化を国として真剣にやらないといけない」と危機感をあらわにした。日中の金メダル争いは3日目を終えて4―14まで差を広げられてしまった。

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2010年11月16日のニュース