長谷川2冠 将来は日本記録樹立?

[ 2010年8月2日 06:00 ]

女子200メートル決勝 24秒48で優勝した荏田・長谷川美里(右)。左は2位の宇治山田商・橋爪咲奈

 全国高校総体(インターハイ)第5日は1日、沖縄県各地で行われ、陸上の女子200メートルは長谷川美里(神奈川・荏田)が制し、400メートルと併せて2冠に輝いた。バスケットボール女子で5連覇を狙った桜花学園(愛知)は準々決勝で札幌山の手(北海道)に61―90で敗退。サッカーは鹿島に入団するMF柴崎岳の青森山田が1回戦で敗れた。テニス団体の男子は名古屋(愛知)が7年ぶり4度目、女子は富士見丘(東京)が8年ぶり7度目の優勝を果たした。

 <陸上・女子200メートル>短距離で2種目制覇の長谷川は、3日前に専門外の400メートルを制して「自信がついた」という。本職の200メートルでは後半の粘りを生むために取り組む400メートルで得た成果を発揮し、終盤に逆転。「冷静に後ろから抜くというプラン通りにできた」と笑った。日本陸連によると、200メートルと400メートルの2種目制覇は過去5人で、うち千葉(旧姓丹野)麻美(ナチュリル)ら4人は日本記録保持者になった。長谷川も続けるかどうか。

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2010年8月2日のニュース