元大嶽親方 解雇翌日に離婚していた

[ 2010年8月2日 06:00 ]

三男のわんぱく相撲大会を観戦する元大嶽親方の鎌苅忠茂氏

 野球賭博に関与して日本相撲協会から解雇処分を受けた元大嶽親方(42=元関脇・貴闘力)が美絵子夫人(36)と離婚していたことが1日、分かった。元横綱・大鵬の納谷幸喜氏(70)の三女である美絵子さんによると、解雇処分が下った翌日の7月5日に離婚届を提出したという。

 元大嶽親方は「大鵬道場」を引き継ぐことを前提として現役時代に美絵子さんと結婚。しかし、野球賭博関与で「大鵬道場の看板を汚した」として離婚を余儀なくされた。4人の息子の親権は美絵子さんが持つという。長男を除く3人は将来的に角界に入門する意向で、いずれかが大鵬道場を引き継ぐことを望んでいるという。
 納谷家との養子縁組を解消したため、名前が鎌苅忠茂と旧姓に戻った元大嶽親方は、この日、わんぱく相撲に出場した三男・幸之介くん(10)を応援するため、両国国技館を訪れた。解雇処分を下された7月4日以来、公の場に姿を見せるのは初めて。茶髪でややスマートな体形となった印象の鎌苅氏は「光喜だけが解雇になるのはおかしいし、他の力士がなぜ出場できるのか」と恨み節を連発。現体制についても「役に立たない代行を置いてもしゃあない。将来は貴乃花親方が理事長になって協会を引っ張っていってもらいたい」と言いたい放題だった。

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2010年8月2日のニュース