遼くん“マル秘グッズ”でスイングばっちり

[ 2010年6月3日 06:00 ]

ラウンド中にメディシンボールを使いトレーニングをする石川遼

 マル秘グッズで準備完了!石川遼(18=パナソニック)は2日、日本ツアー選手権シティ杯宍戸(3日開幕、茨城・宍戸ヒルズCC西C)の練習ラウンドで9ホールを回った。ラウンド中にはトレーニングで使用する直径20センチ強のメディシンボール(5キロ)を使った素振りでスイング調整を行った。

 「手先を使うと右にも左にも曲がるし飛距離もまちまち。メディシンボールをスイングに使ったのは初めてだけど、ボールを持つことで手元の動きが抑えられる」。目指したのは体とクラブが一体となったスイング。朝の練習場でパッとひらめき、宿舎にあったボールをラウンドに持ち込んで待ち時間などに両手で持っての素振りを繰り返した。
 メジャー大会とあってラフは深く、フェアウエーキープがコース攻略の第1条件。それだけにラウンド後の練習場でもボールを使って体に動きを染みこませ「もっと追求していけば、いい練習になるかもしれない」とにんまり。初のメジャー制覇に向けて「このコースは僕にはまだ難しいけど、おびえてはいない」と意気込みを示した。

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2010年6月3日のニュース