ダンク王も受験…bjリーグ合同トライアウト

[ 2010年6月3日 16:52 ]

トライアウト後にインタビューを受ける仙台・橘佳宏

 プロバスケットボールのbjリーグは3日、東京都内で合同トライアウト最終選考を開催。1次、2次トライアウトを通過した選手ら47人が受験した。

 今回目立ったのは今季bjリーグに所属した16選手が一般受験者に交じって参加したこと。東地区2位の仙台からは4選手がエントリー。今季のオールスター戦ダンクコンテストで日本選手としては初優勝した橘佳宏(28)も名を連ねた。
 「仙台からは来季も契約すると言われましたが、新規チームが3つ(秋田、島根、宮崎)ある。一番いい評価をしてくれるチームでプレーしたいので、2日前に受験を決めました」
 日本人離れしたジャンプ力を生かした派手なダンクこそ有名だが、今季のプレータイムは206分。1試合に換算すると4分にも達しない。「プレータイムが長ければ活躍する自信があります。新しいチームで、自分自身の可能性も伸ばしたいんです」。その言葉通り、プロ経験のない選手相手にも力を抜かず、全力のプレーを披露した。
 今後は8日に行われる拡張ドラフトでの指名を待つ。日本が生んだダンクキングの新天地はどこになるのだろうか。

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2010年6月3日のニュース