宮崎が大崎電気復帰「スペインの経験伝えたい」

[ 2010年6月3日 13:39 ]

 ハンドボール男子のスペイン1部リーグ、アルコベンダスで今春までプレーし、シーズン104得点と活躍した日本代表のエース、宮崎大輔(28)が3日、東京都内で日本リーグの大崎電気への復帰を発表し「スペインで成長した技を見せたい」と抱負を述べた。

 世界最高峰に挑戦し、筋力アップで体重が5キロも増えた宮崎は復帰理由について「決め手は僕の夢であるロンドン五輪出場。スペインで学んだ経験を伝え、日本代表の力を高めたい」と説明。16チーム中9位で1部残留に貢献し、チームから残留要請もあったそうで「もう1年残ればもっと強くなれた」と後ろ髪を引かれての決断だったことを明かした。

 「世界で名を残せる選手になりたい」とスペインへ旅立った。だが最初は「パスも来ないし、ストレスがたまった」そうだ。5分、10分と出場時間も増え、最も学んだことは「小柄でも機動力を生かせるステップシュートと執着心」という。4日に開幕するジャパンカップ(東京体育館)に日本代表として出場し、本場のプレーを披露する。

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2010年6月3日のニュース