2度目の夫婦五輪は?愛子&皆川 進退表明せず

[ 2010年3月3日 06:00 ]

バンクーバーから帰国したモーグルの上村愛子

 【選手団帰国】夫婦で五輪に出場しながら、ともにメダル獲得はならなかったアルペン男子回転の皆川賢太郎(32=竹村総合設備)、女子モーグルの上村愛子(30=北野建設)はそろって現役続行か引退かの明言を避けた。開始10秒で途中棄権した皆川は「もう一度、体を再確認して続けられるならばやりたい」と話した。痛みが残る右ひざを4月に再検査。その上で「医師から現役続行の許可がでれば来季は国内を中心に試合に出たい」と話した。

 上村はまずは6日開幕のW杯猪苗代大会と12日開幕の全日本選手権(猪苗代)に出場する意向。4年後については「トップ選手でいなければならない。自分にその力があるかどうか、じっくり考えたい」とした。
 ともに悔いの残る結果となっただけに皆川は「可能であれば同じ夢に向かえたら楽しいと思う」と2度目の夫婦五輪をあきらめていなかった。

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2010年3月3日のニュース