女子戦線リードする、さくら、しのぶ、そして智恵

[ 2010年3月3日 16:38 ]

 今季の国内女子プロゴルフツアーは5日からのダイキン・オーキッド・レディース(沖縄・琉球GC)で開幕。11月末のLPGAツアーチャンピオンシップまで、昨年と同じ34試合が行われる。

 昨季の賞金女王レースは最終戦までもつれ、女王横峯さくら、2位諸見里しのぶ、3位有村智恵と20代前半の選手たちが上位を独占した。
 ツアー競技のちょうど半数の17試合を制したこの3人が今季もツアーを引っ張るのは間違いない。いずれも前週シンガポールで行われた米ツアーのHSBCチャンピオンズに出場。試合勘を取り戻して開幕戦に臨む。
 昨季の有村のように、一気に力を伸ばす若手の台頭がここ数年の女子ツアーに活気をもたらしてきた。今季その候補となるのは服部真夕、原江里菜、若林舞衣子らのツアー1勝組か。
 昨年ともに優勝なしに終わった不動裕理と福嶋晃子の両ベテランの復活も注目される。ともに技術の高さはツアーで双へき。体調とモチベーションの維持がその鍵を握っている。
 米ツアー44年ぶりの開幕2連勝の快挙を成し遂げた宮里藍も日本開幕戦には出場するが、上田桃子らとともに主戦場は今季も米ツアーとなる。

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2010年3月3日のニュース