遼くん「緊張し過ぎてフワフワした」前回とは違う

[ 2010年2月2日 16:54 ]

 昨年、米ツアーのデビューを飾った舞台に帰ってきた。4日に米カリフォルニア州パシフィックパリセーズで開幕する米男子ゴルフのノーザントラスト・オープンに出場する石川遼は、1日の練習ラウンド終了後「間違いなくこの1年間で培ってきたものに気づけました」と話した。マスターズ初出場など、さまざまな経験を積んだ自身の昨年からの成長をはっきりと実感したようだ。

 すべてが初めての経験だった昨年を「緊張し過ぎてふわふわしていた」と振り返る。芝質の違いに苦労し、予選落ちの一因ともなったグリーン周りのラフへの対応には「ことしはちょっと(芝が)短く感じるし、かなりイメージ通りのボールが打てる」。
 また、昨年はグリーンにも苦しんだ。「目から入る情報に苦戦してしまった」と話す通り、考え過ぎていた面もあったという。だが、大きく成長した18歳にとって、もうこのグリーンも難攻不落ではない。「いろんなラインを打ったし、一つ一つが経験になっている。その積み重ねでグリーンを見る目が変わってきたのかなと思いました」と分析した。
 日本の賞金王として臨むこの大会。「今年はしっかりと地に足をつけ、積極的に攻めたい」と2年目の挑戦に目を輝かせた。(共同)

続きを表示

2010年2月2日のニュース