山本山 新型インフルエンザに感染、休場

[ 2009年11月29日 06:00 ]

 【大相撲九州場所14日目】258キロの最重量関取・山本山(25)=本名・山本龍一、尾上部屋=が新型インフルエンザに感染したため休場した。師匠の尾上親方(元小結・浜ノ嶋)がこの日、相撲協会審判部に「26日よりインフルエンザA診断確定。解熱後2日間までは自宅療養の必要があったと証明する」との診断書を提出。十両以上では初の新型感染による本場所休場となった。

 山本山は13日目の取組後に体調不良を訴えていたが、尾上親方は「2日前から40度の熱があった。部屋で隔離している」と説明した。伊勢ノ海生活指導部長(元関脇・藤ノ川)は「各部屋の師匠には一層注意してもらい、感染した場合は迅速に対応してほしい」と話した。なお、山本山は9日目に負け越しが決まっており、来場所の十両陥落が確実となっている。

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2009年11月29日のニュース