リーグ戦グループは東海大が3連覇

[ 2009年11月29日 15:51 ]

 ラグビーの関東大学リーグは29日、東京・秩父宮ラグビー場などで行われ、リーグ戦は東海大が法大に22―17で勝ち、7戦全勝で3年連続3度目の優勝を果たした。法大は5勝2敗で3位。日大に69―12で大勝した関東学院大が6勝1敗で2位となった。

 リーグ戦は全日程が終了し、4位の流通経大までが全国大学選手権に出場。5位の拓大は関東第5代表決定戦に回り、東北学院大(東北・北海道代表)と対戦する。
 東海大は前半にFB豊島のトライなどで10―6で折り返し、後半もトライ2本を加えて法大を振り切った。

 ≪東海大、パワー全開のV3≫5点差で勝利のノーサイドを迎えると、東海大のフィフティーンは歓喜の輪をつくった。2年連続の全勝で3連覇。スタンドでは東海大を応援する青い小旗が揺れた。
 フッカー木津、フランカーのリーチと2人の日本代表を擁する強力FWがこの日も全開。前半18分にモールを起点にトライを挙げ、10―6の後半開始早々にもゴール前のモール攻撃で約10メートル押し、木津が試合の流れを大きく引き寄せるトライを決めた。カナダ戦で初キャップを得た木津は「一つに固まって押せた。久しぶりに良いモールだった」と笑顔で話した。
 パワーを前面に出して相手を崩し、終盤の法大の反撃もしのいだ。木村監督は「最後の最後までみんなで力を合わせた結果。次は大学日本一を狙う」。ここ2シーズンで8強、4強と進んでいる全国大学選手権に向け気合を入れていた。

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2009年11月29日のニュース