花園8強のラガーマン福留も受検

[ 2008年3月2日 06:00 ]

八角部屋入りする尾道高ラガーマン・福留は新弟子検査後笑顔で引き揚げる

 9人が受検した八角勢の注目株は、正月の高校ラグビー大会で8強入りした尾道高のプロップだった福留未汐。高校日本代表候補に選出された逸材は入門が2月24日と浅く「ラグビーの練習と違うので、腿が筋肉痛になった」と苦笑いを浮かべた。福留は早大などから推薦入学の誘いがあったが、生計の苦しい実家を支えるために角界入り。「ラグビーと同じように、思い切りぶつかって前に押す力を生かしたい」と目を輝かせていた。

 ≪206キロ!宮崎史上2位の巨漢受験者≫あんこ体型の宮崎(境川)が体重計に乗った瞬間、会場がどっと沸いた。目盛りの針が超高速で1周し、206キロをマーク。昨年初場所の山本山(233キロ)に次ぐ史上2位の巨漢受験者となった。小学5年で九州王者になったこともあるが、中学時代130キロだった体重が諫早農高での3年間で70キロ以上もアップ。大好きな回転寿司を50皿も平らげる元気者は「厳しい世界ですが、頑張りたい」と胸を膨らませていた。

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2008年3月2日のニュース