女子 久光&デンソー決勝ラウンドへ

[ 2008年3月2日 19:36 ]

 バレーボールのプレミアリーグは2日、東京体育館などで男女計9試合を行い、女子の久光製薬とデンソーが4位以内を確定させ、決勝ラウンド進出が決まった。

 2連覇を狙う久光製薬はNECを3―1で破り、デンソーもトヨタ車体に3―0で快勝。ともに17勝6敗とした。首位の東レは19勝目を挙げ、4位争いを展開しているパイオニアは岡山シーガルズに3―2で勝ち、12勝11敗で並んだ。
 男子は首位のサントリーが堺に快勝し、19勝3敗。2位のパナソニックは1―3で豊田合成に敗れ、7敗目(15勝)を喫した。
 女子の日立佐和と男子の大分三好は、最下位が決定。2部に当たるチャレンジリーグとの入れ替え戦に回る。

 ≪久光“苦手のNEC”に快勝≫リーグ2連覇を狙う女子の久光製薬が、今季の前半戦で2度とも敗れていたNECに雪辱。自力で4強の座を手にした。真鍋監督は「安心して見ていられた。特にブロックがよかった」と気合十分の戦いぶりに合格点を出した。
 守備が強固だった。先野らのブロックで相手スパイクの勢いを殺し、日本代表リベロの佐野らがこぼれ球をしっかりレシーブ。高橋を軸とするNECのアタック決定率を32・8%に抑えた。
 現役時代は名セッターだった真鍋監督の的確な用兵も光った。ベンチ入り12人のうち11人が起用され、各自が要所で持ち味を発揮。主将の狩野美も「昨季より控え選手が活躍している。今シーズンは全員バレーができている」と手応えを口にした。

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2008年3月2日のニュース