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【アジア杯】日本 8強敗退で王座奪還ならず…イランとの大一番で痛恨逆転負け 終了間際にPK献上

[ 2024年2月3日 22:27 ]

アジア杯準々決勝   日本1―2イラン ( 2024年2月3日    カタール・アルラヤン )

<アジア杯準々決勝 イラン・日本>イランに敗れ落胆する日本代表の(右から)中山、三笘、鈴木ら(ロイター)

 カタールで開催中のサッカー・アジア杯は3日、準々決勝が行われ、日本代表(FIFAランク17位)がイラン代表(同21位)に1―2と逆転負け。アジア1位と2位の直接対決という今大会注目の“大一番”に敗れ、2大会ぶり8強で姿を消すことになった。一方、イランは22年W杯カタール大会以降の無敗記録を17に伸ばし、2大会連続の4強入りを果たした。

 苦戦しながらも8強入りを果たした日本だったが、性加害疑惑を報じられたMF伊東純也が急きょチームを離脱することに。ショックを払しょくすべく森保監督は前の試合から先発メンバー3人を入れ替え。負傷欠場となるMF旗手、DF中山、MF中村に代わってMF守田、DF伊藤、FW前田を起用。アジア1位と2位の直接対決となった“大一番”に向け、FW前田を今大会初スタメンに抜てき。MF三笘は2戦連続のベンチスタートとなった。

 試合は前半28分、FW上田からのパスを受けたMF守田が強引に中央へドリブル突破。ペナルティーエリア中央で右足シュートを放つと、アジア屈指の守護神GKベイランバンドの腕を弾いてゴールイン。待望の先制点が生まれた。

 1点リードのまま前半を終えた日本だったが後半10分に失点。FWアズムンからの絶妙なスルーパスを受けたFWモヘビにシュートを浴びると、GK鈴木の右下を抜け同点に追いつかれてしまった。さらに同20分には、FWアズムンにゴールネットを揺らされるもオフサイド判定に助けられた。

 森保監督は同22分からMF三笘とMF南野を途中投入。それでも日本劣勢の流れは変わらず。何度も危ない場面を迎えると後半アディショナルタイムにPKを献上。これをFWジャハンバフシュに決められ敗戦。3大会ぶり5度目の王座奪還を果たせず8強で姿を消すことになった。

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